入会ボタンを押す前に、やめる日の決まりを知っておきたい。合わなかったときに、いつ連絡すればいくらで終わるのか。ここが分からないまま申し込むのは、少し怖いです。

公式の規約と料金ページを読み合わせると、デキタスは申込月とその翌月には退会できず、最短で終われるのは申込月の2か月後の末日です。退会の連絡は、終わりたい月の前月末まで。つまり、申込の翌月の末日が最初の締切になります。

10月に申し込んだなら、最短は12月末で終了。連絡の締切は11月30日です。ここまで分かれば、カレンダーに書き込めます。

ただ、締切を1日でも過ぎると、終わる月が1か月延びます。その分の月額も増えます。自分が条文を読んでいて一番気になったのは、ここでした。

最短でやめられる月と連絡の締切

まず結論の形だけ並べます。

  • 退会できないのは、申込月とその翌月。
  • 最短の利用最終月は、申込月の2か月後。
  • 退会の連絡は、利用最終月の前月末日まで。最短で終えるなら、申込の翌月末日が締切。

特定商取引法に基づく表記は、退会したい月の前月末までに連絡すること、申込月とその翌月は退会できないことを書いています。よくある質問も、退会されたい月(ご利用最終月)の前月末までに連絡するよう案内しています。どちらも2026年10月19日に確認しました。

特定商取引法に基づく表記の文言を読んだ範囲で、実際に退会の連絡を送ってはいません。

申込月と翌月は退会できない理由

なぜ申込月と翌月がだめなのか。理由は会員規約の有効期間にあります(2026年10月19日確認)。

規約では、本契約の有効期間は本契約へ移った日から翌々月の末日までです。その後は1か月ずつ自動で更新されます。10月に本契約へ移れば、最初の期間は12月末まで。途中で抜けられないのは、この最初の期間です。

料金ページの「1ヶ月間のみのご利用はできません」という案内も、同じことを言っています。初回は課金開始月から2か月分をまとめて払う仕組みです。

一方で、規約は利用料金を申込日の翌月分から発生させています。申込月の利用料金はかからず、払うのは翌月分と翌々月分の2か月です。ここは、思っていたより親切な書き方でした。

無料体験登録ページに載っている会員規約の文言を読んだ範囲で、登録や入会の操作はしていません。

無料体験の申込日と本契約へ移る日が別の月になる場合に、どちらの月を申込月として数えるかは規約の文言だけでは確定できませんでした。

たとえば10月末に無料体験を始めて、11月に入会手続きをした場合です。この記事の予定表は、入会手続きをした月を申込月として数えています。月をまたぐなら、入会前に窓口へ確かめておくと安心です。

申込月ごとの予定表と最低支払額

10月に申し込むなら最短は12月末で終了、小学生コースの合計は8,910円です。条文の月数ルールを申込月ごとの日付に直し、Pythonで計算しました。

申込月 課金開始月 最短の利用最終月 退会連絡の締切 締切を過ぎたら終了
2026年10月 2026年11月 2026年12月 2026年11月30日 2027年1月31日
2026年11月 2026年12月 2027年1月 2026年12月31日 2027年2月28日
2026年12月 2027年1月 2027年2月 2027年1月31日 2027年3月31日
2027年1月 2027年2月 2027年3月 2027年2月28日 2027年4月30日

最短で終えた場合に払う合計は、初期登録料990円に月額2か月分を足した額です(税込)。

コース 月額 最短で終えた場合の合計 締切を過ぎると増える額
小学生コース 3,960円 8,910円 3,960円
中学生コース 5,280円 11,550円 5,280円
全学年コース 6,050円 13,090円 6,050円

月額と初期登録料は受講料・システムの表記です(2026年10月19日確認)。

料金ページの定価で計算しており、キャンペーンや販売窓口ごとの特典が付いた場合の請求額は含めていません。

小学生コースなら、試してみて合わなくても8,910円で終われる。この金額を「お試しの上限」として先に決めておくと、入会の判断が軽くなります。

締切を過ぎたときに伸びる1か月

規約第10条は、締切を過ぎて届いた退会の通知について、届いた月の翌月末日に終了すると定めています。

10月申込の家庭で考えます。11月30日までに連絡すれば12月末で終了。でも12月1日に連絡が届くと、終了は翌年1月末になります。1日の遅れで、小学生コースなら3,960円、全学年コースなら6,050円が増える計算です。

うーん、これは地味に痛い。月末は仕事も学校行事も重なりやすいので、自分なら締切の1週間前を「判断の日」としてカレンダーに入れます。続けるか迷っている段階でも、その日に決める。

なお規約には、退会月の翌月以降の料金を前払いしていた場合は清算して返金するという定めもあります。ただ、特定商取引法に基づく表記は、購入後の返金や返品はできず、クーリングオフも適用されないと書いています。前払い分の清算を除けば、締切後に払った分が戻るとは考えない方がよさそうです。

退会の連絡方法と表記差

連絡の方法は、公式ページの間で書き方が違います。

  • 特定商取引法に基づく表記:メールで連絡。
  • よくある質問:ログイン後のTOP画面下段の「問い合わせ」から「退会について」を開き、退会リクエストフォームで連絡。

特定商取引法に基づく表記は連絡方法をメールと書き、よくある質問はログイン後の退会リクエストフォームと書いていて、どちらが優先かは公式ページで確認できませんでした。

よくある質問の案内を読んだ範囲で、ログイン後の退会リクエストフォームの画面は確認していません。

自分なら、ログインできるうちはフォームから送り、送信した日時と画面を手元に残します。締切の前日に送るのではなく、余裕を持って送る。届いた日で終了月が決まる仕組みなので、送った記録があると後で確かめやすいです。

カード払いの請求日も、表記が分かれていました。料金ページは毎月10日までに翌月分を請求、特定商取引法に基づく表記は3か月目以降は毎月1日に翌月分を集計して請求と書いています。どちらにしても、退会連絡の締切は月末です。請求日に合わせて締切を動かさないようにしてください。

無料体験の終了とは別物

ここまでの締切は、入会手続きをして本契約に移ったあとの話です。

公式のよくある質問によると、無料体験は入会手続きをしなければ自動で有料にはならず、ログインできなくなるだけで費用はかかりません。体験で試せる範囲はデキタスの無料体験は自動で有料になる?にまとめました。

無料体験の間は、退会連絡の締切を気にしなくて大丈夫。気にするのは、入会ボタンを押した日からです。

入会しない方がよさそうな家庭

1か月だけ有料で使って様子を見たい家庭には、デキタスの契約は合いません。最短でも2か月分の月額がかかります。

月末の締切を管理するのが苦手で、カレンダーにも入れられそうにない場合も、入会前に一度立ち止まった方がいいです。1か月延びるたびに月額が増えていきます。

逆に、無料体験で使い勝手を見たうえで、少なくとも2か月は続けるつもりなら、この条件はあまり重くありません。申し込む日に、最短の利用最終月と締切日を書き込んでおく。それだけで、やめるときに慌てずに済みます。