各社の公式サイトを確認した範囲では、さくらは2026-10-16に、この脆弱性を理由に新規申し込みを止めています。お知らせは3つ。VPS、クラウドの新規プロジェクト、レンタルサーバです。

AWSは、管理しているEC2・Lambda・Fargateを、影響を受けないと書いています。利用者の作業は不要、とも。Graviton(Arm)だから、とは書いてありません。

XServer VPSの標準申し込みは、2026-10-17の時点でボタンが無効でした。ただ、ページにCVE番号はありません。この脆弱性が理由だとは、確認できません。

ConoHaは、開いたページにこの番号がありませんでした。影響があるとも、ないとも、書いてありません。

対象は、2026-10-15に公開されたLinuxカーネルのCVE-2026-99999(通称PwnEscape)です。ゲストVMから、ホストのメモリ露出、停止、コード実行へつながり得る、と研究者と複数の事業者が書いています。

CVE-2026-99999、何が公開されたか

LinuxのCVE番号を割り当てるチームが、2026-10-15に公開した記録です。

基本値はCVSS 3.1で9.3、Critical。ベクトルはAV:L/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:Hです。

説明は、上流の修正コミットと同じ文です。壊れたチェックサム情報を持つパケットがIPv4処理に入ると、skb_checksum_helpがネットワークヘッダを壊し得る、というもの。NVDの説明も同じです。

確認日は2026-10-17です。出典は CVE Record と NVD です。

導入点として記録されているのは、2008年のコミット f43798c27684 です。tunがvirtio_net_hdrでGSOを許した変更、ですね。バージョン表記では2.6.27以降がaffectedで、それより前はunaffectedです。

修正済みとして記録されている安定版の下限は、系列ごとに次の版です。

系列 この版以上なら、その系列ではunaffected
5.10 5.10.272
5.15 5.15.223
6.1 6.1.190
6.6 6.6.159
6.12 6.12.113
6.18 6.18.57
7.2 7.2.11
開発版 7.3-rc7

この表の数字は、CVE Recordのバージョン欄をそのまま写したものです。

ディストリビューションのパッケージ番号とは別なので、下の各社の行と混ぜないでください。確認日は2026-10-17、出典は CVE Record です。

壊れる場所は、KVMじゃない

ここ、名前で勘違いしやすいんです!

AlmaLinuxは「PwnEscapeはKVMのバグではない。ホストカーネルのIPv4ネットワーク処理にある」と書いています。欠陥の場所は、KVMのCPUエミュレーションではありません。

ゲストがvirtioのネットワーク装置からパケットを送るとき、チェックサムを後で計算するための位置情報を、一緒に渡せます。ホストは、その位置をIPv4ヘッダと突き合わせずに信用していました。

悪い位置だと、もう読んだIPv4ヘッダの上に、チェックサム完了の書き込みが重なります。

ゲストの位置情報がホストのIPv4処理へ渡り、後からヘッダを変え得る概念図
概念図。実パケットの寸法図ではない。CVE記録、上流コミット、VercelとAlmaLinuxの公開要約に基づく。 Kumyu制作 Kumyu editorial / cursor

研究者の公開記事は、その結果として、IPv4のヘッダ長の解釈が20バイトから60バイトへ変わり得る、と説明しています。

Vercelは2026-10-14の記事で、こう書いています。研究者が本番サンドボックスに対して、ホストメモリの漏えいを示した。研究者自身のKVMとFirecrackerでは、ホストの停止と、管理者権限でのコマンド実行を示した。

AlmaLinuxの2026-10-16の記事も、漏えい、ホストの停止、研究者の実験環境でのroot実行の3つを、同じように要約しています。

Red Hatの説明は、もう少し広いです。ローカルの攻撃者、または信頼できないゲストVMが、壊れたチェックサム情報をIPv4処理へ送る。そこからメモリ破壊、ホストでの任意コード実行、クラッシュによるDoS、機密メモリの露出へつながり得る、としています。CWEは787(Out-of-bounds Write)です。

上流で入った修正は、Michael S. Tsirkin氏のコミット 6785011f8b16「ipv4: validate checksum_start before completing checksum」です。

Linusのツリー上では、作者日付が2026-10-07。committerはJakub Kicinski氏で、日付は2026-10-08です。

コミットメッセージは、こういうパケットはそもそも受け付けるべきではない、ただしチェックサムを完了する前にも検査する、より完全な入口検査はこれから、と書いています。

AlmaLinuxは、メインラインへのマージを2026-10-14としています。この記事はマージコミット自体は開いていないので、その日付はAlmaLinuxの記述として置きます。

確認日は2026-10-17です。出典は 上流コミット、研究者の記事、Vercel、AlmaLinux、Red Hat です。パケットの作り方やオフセットの手順は書きません。公開された境界と、修正が何を検査するか、までです。

報告の経緯は、AlmaLinuxがこうまとめています。Paulos Yibelo氏がVercelの公開サンドボックスの課題の中で見つけ、2026-09-04にカーネルのセキュリティ連絡先とネットワークのメンテナへ、非公開で報告した。

CVE Recordの予約日は2026-09-25、公開日は2026-10-15です。

Vercelは、課題全体でCriticalは1件で、それがこのカーネルの欠陥だった、と書いています。記事の公開時点では「修正は非公開レビュー中、CVEはこれから」とも。その文は2026-10-14時点の記述で、翌日にはCVE Recordが公開されています。

Gravitonだから、とは書いていない

CVE Recordの影響ファイルは、include/net/ip.h、net/ipv4/ip_output.c、ブリッジのnetfilter、nfnetlink_queue、xt_CHECKSUM、xfrmの出力です。

CPUの種類で分かれる条件は、記録にも上流コミットにもありません。

AWSの速報も、対象を「未修正のLinuxカーネル4.4から6.18で動くKVMベースのハイパーバイザ」としています。x86とArmのどちらが外れる、とは書いていません。

なので、「AmazonはGraviton(Arm)だから影響を受けない」は、公開された速報の理由ではありません。

速報が影響を受けないと書いたのは、AWSが管理するEC2、Lambda、Fargateです。EC2の中には、Gravitonのインスタンスも含まれます。外している理由はCPUの種類ではなく、速報がその3サービスを外していることです。

同じ速報は、virtio-netとKVMで仮想マシンを自分で管理している利用者(Firecrackerを含む)についても書いています。影響を受ける未修正カーネルのホストは、対象です。Graviton上でその自己管理をしている場合を、速報は除外していません。

AWSの速報が書く影響は、ここまでです。ゲスト内の特権を持つ主体が細工したパケットを送り、ホストカーネルメモリを壊して、ホストメモリの露出またはサービス拒否になり得る。

コード実行までは、速報の本文にありません。研究者、Vercel、AlmaLinux、Red Hatの説明には、コード実行が含まれます。ここ、書いてある主体で幅が違います。

スコアも揃っていません。Linux CNAとcve.orgは9.3(PR:N)。Red HatとAmazon LinuxとSUSEとOracle Linuxの暫定値は8.8(PR:L)です。どちらが正しいかは、この記事では決めません。書いた主体ごとに置きます。

確認日は2026-10-17です。出典は CVE Record、AWS Security Bulletin 2026-137-AWS、Red Hat です。

回避策について。AWSは「回避策はない。上のカーネルを適用する」と書いています。Red Hatは「緩和策がないか、あっても自社の基準を満たさない」。AlmaLinuxは、研究者・上流・Red Hatのどれも回避策を公開していない、と書いています。

直った版は、どこまで出ているか

自分でOSを入れている専用サーバや、自分でKVMホストを動かしている人へ。

ゲストの中を更新しただけでは、ホストは直りません! ホストのカーネルを、配布元がFixedまたはfixedと書いた版へ上げて、再起動します。

2026-10-17に開いたページの状態は、次のとおりです。

配布元 2026-10-17にページが示していた状態 件数
Amazon Linux ALASの7行がFixed。AWS速報が「この版以降に修正を含む」としたパッケージは、AL2のkernel-4.14.355-287.750.amzn2、kernel-5.4.302-229.494.amzn2、kernel-5.10.269-270.1108.amzn2、kernel-5.15.220-156.256.amzn2、AL2023のkernel-6.1.188-233.385.amzn2023、kernel6.12-6.12.110-135.201.amzn2023、kernel6.18-6.18.51-120.162.amzn2023 7
Debian 掲載6行のうち、trixieのsecurity 6.12.113-1とsid 7.2.11-1がfixed。bookworm 6.1.176-1、bookworm security 6.1.187-1、trixie 6.12.107-1、forky 7.2.9-1はvulnerable。trixieの修正元はDSA-6568-1 fixed 2、vulnerable 4
Oracle Linux kernel-uek向けに、OL10のELSA-2026-500399、OL7とOL8のELSA-2026-500397、OL8とOL9のELSA-2026-500398、OL9とOL10のELSA-2026-500399。リリース日はいずれも2026-10-16。影響度はImportant、CVSS 8.8は暫定 異なるELSAは3件
AlmaLinux 8、9、10がaffected。testingのカーネルは8がkernel-4.18.0-553.174.2.el8_10、9がkernel-5.14.0-687.57.2.el9_8、10がkernel-6.12.0-211.66.2.el10_2。本番リポジトリへの投入は、2026-10-16 20:17 UTCの初出記事の時点ではこれから testing 3系列
Red Hat 取得した掲載11行はすべてAffected。advisory配列は空。Fixedの行は0。RHEL 6/7/8/9/10のkernel、RHEL 7/8/9のkernel-rt、RHEL for NVIDIA 26のkernel、OpenShift 4のcoreos 8と9 11
Ubuntu linuxソースパッケージについて、14.04、16.04、18.04、20.04、22.04、24.04、26.04 LTSの7行がNeeds evaluation。ページのUbuntu priorityはMedium。同じページのCVSS表示は9.3 Critical。最終更新は2026-10-15 7
SUSE 全体状態はPending。重要度はimportant。SUSEのCVSSは8.8、CNAは9.3。SUSE Security Announcementsへの相互参照はNo。一般サポートの先頭に出たSUSE Linux Enterprise Desktop 15 SP7はAffected 全体は1状態

Amazon Linux Security Centerは、AL2のcoreとkernel-5.4のリリース日を2026-10-01、残りの5行を2026-10-12と表示しています。

ここ、日付が先に来ていて引っかかります。CVEの公開日は2026-10-15。上流コミットのcommitter日付は2026-10-08です。

10月1日のアドバイザリ本文の変更履歴は、この記事では開いていません。その日付のパッケージが、どの時点の差分を含むかは、ページの「Fixed」表示以上には書きません。

確認日は2026-10-17です。出典は Amazon Linux、AWS速報、Debian、Oracle Linux、AlmaLinux、Red Hat、Ubuntu、SUSE です。件数は、各ページから写した行をスクリプトで数えた値です。SUSEの製品行はページが長いので、全行の合計はこの表に入れていません。

さくらは、新規を止めて既存はそのまま

さくらインターネットの全社お知らせは、2026-10-16 17:00時点の情報です。

仮想化環境でホストへ影響し得る、この脆弱性を認識した。影響の有無と範囲を、確認している最中だ、と書いています。

調査対象に名前があるのは、さくらのクラウド、さくらのVPS、さくらのレンタルサーバ、高火力 DOK、高火力 VRTです。高火力の2つは、この記事では個別の停止ページを開いていません。

専用サーバ PHYのように、お客さんがOSを管理するサービスは、OSとカーネルと構成によって影響を受け得る、としています。配布元の更新を適用するよう求めています。パッチを入れ終えた、とは書いていません。

サービス別のお知らせは、3つです。

さくらのVPSは、2026-10-16から、石狩・東京・大阪の全リージョンで止まっています。全プランの新規申し込み、スケールアップ、お客さんが持ち込むISOのインストール、さくらのクラウドへのマイグレーションです。

再開時期は未定です。契約中のプランは、通常どおり稼働する、と書いています。

10月16日18:10の追記は、タイトルと内容を修正し、影響範囲は公開時から変わらない、としています。今後、ホストメンテナンスを含む作業をする可能性があり、そのときは対象と日時を別途案内する、とも。

出典は さくらのVPSニュース です。

さくらのクラウドは、2026-10-16から、プロジェクトの新規作成を止めています。作成済みのプロジェクトは使えて、作成済みリソースの稼働への影響はない、と書いています。専用サーバ PHYと高火力PHYの申し込みが新規プロジェクトを必要とする場合は、いまは申し込めません。

出典は さくらのクラウドニュース です。

さくらのレンタルサーバとマネージドサーバは、ライト、スタンダード、ビジネス、ビジネスプロ、メール専用のメールボックスとビジネスメール、マネージドのスモール、ミディアム、ラージの新規を止めています。契約中のプランは、通常どおり稼働する、と書いています。

出典は サポート情報 n-2696 です。

3つとも、既存契約の停止やデータ消失は書いていません。書いてあるのは、新規の操作を止めたこと、既存は動いていること、ホスト側のメンテナンスはこれからの可能性があること、です。

……ただし、既存が動いていることは、直した、と同じではありません。

確認日は2026-10-17です。全社のまとめは さくらインターネットのお知らせ です。

XServerとConoHaは、ここまで

XServer VPSのニュース一覧を、2026-10-17に開きました。見出しにCVE-2026-99999はありません。

同じ日の申し込みフォームには、次の文がありました。「現在、XServer VPSは新規お申し込み受付を一時停止しています。お急ぎの方は、同様にご利用いただける「XServer VPS クラウド」もご検討ください。」

標準側の「XServer VPSを申し込む」は、aria-disabledの無効ボタンでした。

同じ画面のXServer VPS クラウドの「この内容で申し込む」は、アカウント登録のURLへのリンクでした。そのURLを開くと、XServerアカウントのIDとパスワードを入れるフォームが出て、標準側のような停止の文はありませんでした。申し込みは送信していません。

クラウドのトップに出ていた2026-10-08、10-06、10-01のお知らせ見出しにも、このCVEはありませんでした。

なので、XServerの標準VPSが新規を止めている、という事実は確認できます。その理由がCVE-2026-99999だとは、開いたページには書いてありません。クラウドのホストが影響を受けない、とも書いてありません。

フォームが開いたことと、影響がないことは、別です!

ConoHaは、www.conoha.jp と vps.conoha.jp が、この環境からの取得で403でした。開いた support.conoha.jp のHTMLに、CVE-2026-99999の文字列はありませんでした。ログイン後のお知らせは見ていません。影響の有無は、未確認です。

IDCFのニュースページ、カゴヤのニュースページ、ロリポップのインフォメーション、Google Cloudのセキュリティ速報一覧も、同じ日に開きました。CVE-2026-99999の文字列はありませんでした。

告知が無いことは、影響を受けない、ではありません。各社が調査中かどうかは、これらのページからは分かりません。

確認日は2026-10-17です。出典は XServer VPSニュース、標準の申し込みフォーム、クラウドの申し込みフォーム、クラウドのトップ、ConoHaサポート です。

ゲストを更新しても、ホストは残る

VPSや共用サーバを借りていると、ゲストの中のrootは持っていても、ホストのカーネルは持っていないことが多いです。

この欠陥は、ホスト側のIPv4処理です。ゲストで配布元のカーネルを入れても、ホストが未修正なら、ゲストからの到達は残ります。

ゲストの中だけ更新すれば大丈夫、と思いたくなりますよね。ホストが直っていなければ、残ります。

逆に、自分だけが使う専用サーバで、他者のVMをホストしていない場合でも、Red Hatはローカルの攻撃者も引き起こせると書いています。その説明を採用するなら、ホスト自身の更新が要ります。

AlmaLinuxも、VMを動かしていないカーネルにもコードがあると書いて、全システムの更新を勧めています。

コンテナだけを借りている場合、どのホストカーネルが使われているかは、借りている画面からは普通は見えません。事業者のお知らせが一次情報です。お知らせがない事業者を、この記事は安全側にも危険側にも確定しません。

この記事だけの材料

2026-10-17に公式サイトを開いた時点で、影響を受けないと書かれた計算サービスは3つです。AWSのEC2、Lambda、Fargateです。

さくらがこのCVEを理由に新規を止めたお知らせは、3つです。Red Hatの掲載は11行すべてAffectedで、Fixedは0です。Debianの掲載6行は、fixedが2、vulnerableが4です。

2026-10-17の公開対応を、影響を受けないと書いた相手・新規停止・画面は開いたが未記載、に分けた概念図
概念図。申込完了やホストの実カーネルは確認していない。件数は各公式ページの行を数えた値。 Kumyu制作 Kumyu editorial / cursor

同じ条件は「2026-10-17に、その公式URLのHTMLへ、CVE-2026-99999について何と書いてあるか」です。ログイン後の案内、実機のuname、申し込みの送信結果は、条件に入れていません。

対象 ページが示していた状態 数 出典
AWSのEC2、Lambda、Fargate 影響を受けない。利用者の作業は不要 3サービス 速報
さくらの新規停止 VPS、クラウドの新規プロジェクト、レンタルサーバとマネージド。既存は継続 お知らせ3件 全社
XServer VPS標準 申込ボタンは無効。文面にCVE番号はない 1フォーム 申し込み
XServer VPS クラウド アカウントフォームが開いた。CVEの記載はなし。送信はしていない 1フォーム クラウド申し込み
Red Hatの掲載行 Affected。Fixedは0。advisoryは空 11行 Red Hat
Ubuntuのlinux 14.04から26.04 LTSまでNeeds evaluation。優先度Medium 7行 Ubuntu
Debianのlinux fixed 2、vulnerable 4 6行 Debian
Amazon Linux Fixed 7行 ALAS
Oracle Linux kernel-uek 2026-10-16のELSA 3件 Oracle
ConoHa トップは403。サポートトップにこのCVEの記載なし 0件のお知らせ サポート

数は、上の行をPythonで数えた結果です。確認日は2026-10-17です。Xの投稿は、下の「Xでは、こう言われていた」に、2026-10-17 20:20(JST)の取得で実在のstatus URLを確認できたものだけを置いています。

この表で新規の国内VPSを選ぶなら、影響を受けないと書いてあり、かつ受付が開いている行はありません。AWSの3サービスは影響を受けないと書いてありますが、この媒体の広告商材ではありません。さくらのお知らせ3件は、既存は動くが新規は止まっています。XServerの標準は新規ボタンが無効で、理由はページにありません。クラウドのフォームは開きましたが、影響の記載はありません。

Xでは、こう言われていた

2026-10-17 20:20(JST)に、XのAPIで取得した投稿から選びました。発見者、英語圏のセキュリティアカウント、日本の反応、さくらの新規停止への評価、番号99999への反応です。

いいね、リポスト、表示回数は、その取得時点の数です。確認日は2026-10-17です。

投稿は個人の意見であり、公式の事実ではありません。取得時点よりあとの反応数は、この記事では更新していません。ログインが必要な投稿と、この取得に含まれない投稿は見ていません。表示は静的な引用と投稿へのリンクだけで、埋め込みウィジェットは使っていません。

The details of the long awaited KVM Escape are published. PwnEscape leads to VM escapes across multiple hypervisors due to a super cool Linux networking bug. CVE-2026-99999 is a 9.3 CVSS critical rated KVM escape

@PaulosYibelo · 投稿 2026-10-16 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

I still can't believe I have CVE-2026-99999

@PaulosYibelo · 投稿 2026-10-16 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

From the description, it looks like it may be remotely triggerable.

@bestswngs · 投稿 2026-10-15 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

Patching guest kernels will not fix it—you must patch and reboot the host kernel.

@2Workly · 投稿 2026-10-16 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

さくらがレンタルサーバとかの新規加入止めた理由これらしい…ゲストVMからホストマシンのメモリが読み取れちゃうらしい。なんならホストのroot奪取できるとか…Linuxの問題だからさくらだけじゃなくて全業者がやばそう。

@umiyuki_ai · 投稿 2026-10-17 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

AWSの仮想化環境はネットワークスタックはハードウェア化してるから無影響とのこと

@ake_____ · 投稿 2026-10-17 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

流石さくら…寧ろこの即断即決が安心できるわ。

@rabitt_pet21390 · 投稿 2026-10-17 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

coolest CVE ID ever?

@0x4D31 · 投稿 2026-10-16 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

99999か来てさすがにヤバいやつなのか心配になった。実際はたまたまらしい。

@identifier · 投稿 2026-10-17 · 取得 2026-10-17 · Xで元の投稿を見る ↗

発見者のPaulos Yibelo氏は、2026-10-16 01:59(JST)の投稿でPwnEscapeをKVM escapeと呼び、CVSS 9.3だと書いています。いいねは522、リポストは123、表示は11.4万でした。その投稿。これは個人の意見です。

同じ日の07:48(JST)には "I still can't believe I have CVE-2026-99999" と書いています。いいねは553でした。その投稿。これは個人の意見であり、公式の事実ではありません。

CVE RecordとAlmaLinuxは、欠陥の場所をKVMのCPUエミュレーションではなく、ホストカーネルのIPv4処理だとしています。発見者の呼び方と、記録にあるファイルの位置は、別です。

@bestswngsは2026-10-15 22:59(JST)に "From the description, it looks like it may be remotely triggerable." と書いています。その投稿。

この一文は、説明を読んだうえでの個人の見立てです。CVE Recordのシナリオは、ゲストやローカルのvirtio-net / TAPであり、インターネットから届く受信ではありません。リモートから突ける、とは記録は書いていません。

@2Worklyは2026-10-16 06:30(JST)に "Patching guest kernels will not fix it—you must patch and reboot the host kernel." と書いています。その投稿。

この投稿は個人の意見です。ゲストのカーネルを入れてもホストは残る、という上の節と一致します。VPSの利用者がゲストの中からホストを再起動できる、とはこの投稿も公式も書いていません。

The Hackers Newsの2026-10-16 05:37(JST)の投稿は、いいね325、リポスト85、表示4万でした。その投稿。この取得では投稿本文の全文を写していません。取得メモの要約は、ゲスト内のコードがホストメモリを読み、実験室ではrootでのVM escapeができ、Vercelは本番サンドボックスのメモリ漏えいを確認した、という範囲です。コード実行を本番で示した、とはVercelの記事は書いていません。

@vuln_trackerの2026-10-16 06:09(JST)の投稿も、原文の全文はこの取得メモに残っていません。その投稿。メモの要約は、1パケットあたり約32バイトのホストメモリ読取り、実験環境では2パケットでホストが止まった、Vercelのサンドボックス課題で見つかった、CISA KEVには入っていない、現実の悪用報告はない、というものです。パケットの作り方は書きません。約32バイトは、このアカウントの要約であってCVE Recordの本文ではありません。

@stabilitystatusは2026-10-16 04:47(JST)にLinodeのステータスを転記しています。その投稿。取得できた先頭は "Akamai is aware of the recently published Guest-to-Host KVM Escape (CVE-2026-99999) vulnerability. Our teams have proactively identi" で、そこで切れています。状態はIdentifiedとあります。これは転記の断片です。切れた先は補いません。Linodeのホストが修正済みかは、この断片からは分かりません。

日本では@umiyuki_aiの2026-10-17 01:02(JST)の投稿が、いいね2,272、リポスト1,060、表示20.3万でした。その投稿。これは個人の意見です。

さくらだけの問題ではなく全業者が危ない、という読みは、欠陥がLinuxのIPv4処理にあることまでは公式と合います。AWSは、管理しているEC2、Lambda、Fargateを影響を受けないと書いています。ホストのroot奪取は、研究者の実験環境とRed Hatの説明にはあります。Vercelが本番で示したと書いているのは、メモリ漏えいまでです。

@ake_____は2026-10-17 00:59(JST)に「AWSの仮想化環境はネットワークスタックはハードウェア化してるから無影響とのこと」と書いています。その投稿。これは投稿者の解釈です。

AWSの速報は、影響を受けない理由を、ネットワークスタックのハードウェア化とは書いていません。影響を受けないと書かれているのは、EC2、Lambda、Fargateです。自己管理のKVMとvirtio-netは、未修正なら対象に残ります。

さくらの停止への評価では、@rabitt_pet21390が2026-10-17 03:33(JST)に「流石さくら…寧ろこの即断即決が安心できるわ。」と書いています。その投稿。安心できる、は個人の評価です。公式が書いたのは調査と新規停止であり、ホストへパッチを入れ終えたとは書いていません。

@KuroNukorinは2026-10-16 20:56(JST)に「例の脆弱性、もしかしてさくらしか対応に動いてない…?」と書いています。その投稿。この見立ては、取得時点の印象です。

@tirthikaiaiaiは2026-10-17 01:45(JST)に「まだ現実に悪用された形跡はないものの、すくなくとも Akamai Linode Vercel さくらの4社はすでに対応に動いてる」と書いています。その投稿。この4社という数え方は、個人のまとめです。この記事が公式ページで確認できた対応は、AWSの速報、さくらのお知らせ3つ、そして上のLinodeステータスの断片です。XServerの標準停止は、ページにCVE番号がありません。

辰己丈夫氏(@ttmtko)は2026-10-17 09:55(JST)の投稿で、すでにパッチは公開済なので緊急適用が必要だとし、「KVMの脆弱性」ではなく、Linuxネットワークスタックの脆弱性という題を共有しています。その投稿。これは個人の意見です。場所をネットワーク処理とする点は、AlmaLinuxと上流コミットに合います。緊急適用が要るのは、自分でホストカーネルを更新できる場合です。VPSのゲストからホストを再起動できる、とは書いていません。

番号については、@0x4D31が2026-10-16 02:53(JST)に "coolest CVE ID ever?" と書いています。いいねは119でした。その投稿。これは個人の意見です。

@igaosは2026-10-16 20:45(JST)に「内容が重いな・・・しかし、CVE-2026-99999 という採番…覚えやすすぎて」と書いています。その投稿。これは個人の意見です。

@identifierは2026-10-17 15:22(JST)に「99999か来てさすがにヤバいやつなのか心配になった。実際はたまたまらしい。」と書いています。その投稿。これは個人の意見です。

@Mattpsencikは "what is everyone's bet on what CVE-2026-100000 will be for?" と書いています。その投稿。これは個人の意見です。

99999という並びは、深刻度の公式な順位ではありません! 深刻度として記録されているのは、CVSSの9.3です。「たまたま」は投稿者の見立てで、採番機関がその番号の理由を説明した文は、この取得にはありません。

吉川孝志氏(@MalwareBibleJP)の2026-10-17 15:32(JST)の投稿は、さくらが10月16日にクラウド、VPS、レンタルサーバ、高火力DOK、高火力VRTを新規申し込みなどの対象にした、と伝えています。その投稿。この投稿は個人のまとめです。サービスの範囲は、全社お知らせの方が一次情報です。株価に触れた別の投稿は、相場の一次資料がこの取得にないので、事実としては使っていません。

いま、申し込み画面はどうなっているか

2026-10-17に公式サイトを開いた時点の話です。

さくらのVPSは、このCVEへの対応として、全プランの新規を止めています。今は新規申し込みが止まっています。既存契約は通常稼働です。再開時期は未定です。下のリンクは新規申し込み用で、停止中に契約が通るとは書きません。

記録された広告条件(確認2026-10-15)は、月払いと年間一括が対象です。お試し中の取消と未払い、Windows Server専用の申し込みは対象外です。

さくらのVPSの申し込みページを開く(広告)

XServer VPS(標準)は、同じ日の公式フォームで、新規ボタンが無効でした。今は新規申し込みが止まっています。停止の文に、このCVEは書いてありません。ページ末尾の「XServer VPSに申し込む(広告)」は、媒体が付けるリンクです。フォームが停止と出しているあいだは、今すぐの契約を意味しません。

記録された広告条件(確認2026-10-15)は、Webからの申し込みと、料金の支払い完了が対象です。通常のVPSとVPSクラウドは、別の申し込みです。クラウドのフォームが開いた事実を、この広告リンクの対象だとは書きません。クラウドのホストが影響を受けない、とも書きません。

ConoHa VPSは、2026-10-17に開いたサポートのページに、このCVEの記載がありませんでした。wwwとvpsの公式トップは403で、新規が止まっているかどうかも、この取得では確認できていません。リンクは、影響の確認ではありません。

記録された広告条件(確認2026-10-15)は、Webからの新規アカウント登録後30日以内のVPS利用が対象です。未入金、重複、リスティング違反、友達紹介は対象外です。

ConoHa VPSの申し込みページを開く(広告)

料金の期間換算は、この記事の対象ではありません。XServer VPSの前払いの計算は、別記事にあります。

まだ分かっていないこと

ホストの実カーネル、ログイン後の会員お知らせ、メンテナンスの実施日時、悪用が国内のどの拠点で起きたかは、見ていません。

さくらは影響調査の途中です。既存が動いていることは、修正済みと同じではありません。

XServerの標準停止がいつ始まり、いつ終わるかは、開いたフォームに書いてありません。

SUSEの全製品行は数えていません。カーネル脆弱性の公開mboxは、取得時にボット確認で本文を読めませんでした。

CVE Recordが参照する https://pwn.ai/blog/Pwnescape は404で、小文字の https://pwn.ai/blog/pwnescape が200でした。

Xは、2026-10-17 20:20(JST)のAPI取得に含まれた投稿だけを引用しています。それよりあとの反応、ログインしないと読めない投稿、この取得に無い投稿は見ていません。