サイズは「写真が何枚あるか」より、何を一番大きく見せたいか

写真が多いと大きい本、と決めると途中で苦しくなります。縦写真が中心なら縦の余白、家族が並ぶ写真が多いなら見開き、毎月増やすなら棚でそろう形が先です。しまうまプリントのライトとスタンダードは文庫・A5スクエア・A5・A4の4サイズ、プレミアムハードはA5スクエア・A5・A4の3サイズに対応します。公式仕様を読む限り、文庫でハードカバーを選ぶことはできません。

まず聞くこと 合いやすい考え方 注文前に画面で確認すること
定期的に小さく残したい 文庫を候補にして、ライトかスタンダードから選ぶ 仕上げとページ数
縦横を混ぜたい A5スクエアを候補にして、写真ごとに余白を確認する レイアウトと切れ位置
縦写真や文字を自然に置きたい A5を候補にする 表紙・ギフトキットの必要性
集合写真や見開きを大きく扱いたい A4を候補にする 見開き中央に顔が来ないか

ここで「最適」と断言していないのは、実際の紙面を見ていないからです。手持ちの写真を少量入れて、顔、日付、文字がどこに置かれるかを見る方が、サイズ名だけで決めるより確実です。

ページ数は、編集できるページ数と同じではない

公式価格表のページ数は製本した総ページ数です。編集できるページは、表紙、扉(先頭ページ)、奥付(最終ページ)を除いた数と説明されています。たとえば「32ページだから32ページ分の写真を置ける」とは限りません。先に「表紙1枚、本文に何場面、最後に何を残すか」を数えると、ページ不足を早めに見つけられます。

PC向け公式手順では、1ページに最大4枚の写真を配置できると案内されています。ただし、4枚を詰めれば良い、という上限ではありません。写真を1枚で見せるページ、日付だけ添えるページ、4枚で出来事を並べるページを混ぜると、写真の役割が残ります。

迷ったときのページ配分

「誕生日の一日」を例にした編集提案なら、表紙の次に準備・主役・お祝い・集合・帰り道の順で場面を置きます。各場面に1枚の主写真を置き、同じ場面の小さな写真を最大3枚まで足す、という組み方です。これは実際の注文結果ではなく、写真を削る判断をしやすくするための構成例です。

役割 置く素材 省くときの優先順位
主写真 表情や出来事が一目で分かる1枚 最後まで残す
補助写真 手元、飾り、前後の様子 同じ構図なら減らす
記録 日付、場所、短い出来事 スタンプだけに置き換えない

見開きを使う場合、公式は無線綴じの中央が見えにくくなり得るため、人物や顔を中央に置かないよう案内しています。サイズを大きくしても、この条件は消えません。

仕上げまで決める段階になったら、ライト・スタンダード・プレミアムハードの違いへ進んでください。アンパンマンの誕生日用に組むなら、写真とコメントの順序を扱う誕生日フォトブックの構成もつながります。

写真を選ぶ前に、配置数の上限を数える

公式は、選んだレイアウトで1ページに最大4枚の画像を入れられると案内しています。だからといって「編集ページ数×4枚」を選ぶべき枚数にはなりません。主写真を見開きで見せるページが多い本なら、実際に必要な写真数はずっと少なくなります。

本文の役割 先に確保するページ 写真の数え方
表情を残す主場面 1場面につき1ページまたは見開き 1枚を基準にする
流れを見せる場面 1場面につき1ページ 2〜4枚までを候補にする
日付・短いメモ 主写真の余白か専用ページ 写真数に含めない

この分け方で写真候補に「主」「補助」「重複」を印をつけると、最初に減らすべき写真が見えます。最初から全写真を投入すると、ページ数の選択より前に編集が散らかりがちです。

新しい別製本を混ぜて比較しない

2026年3月2日には、180度開くフルフラット製本の別ライン「PICTURES」が発売されました。これはライト、スタンダード、プレミアムハードの無線綴じ仕様の単純な上位版として扱わず、中央をまたぐ写真が最優先かどうかで別途検討する商品です。発売のお知らせではA4とB5スクエア、専用の仕上げ・レイアウトを案内しています。