A3の資料を印刷したい。ときどき紙でもらう原稿も取り込みたい。コピー機レンタルを探すとき、この仕事をひとまとめに「A3対応」で選ぶと、必要な機能を落としかねません。

プリント革命の公開比較表では、A3印刷に対応する通常プランはBIJ-E18とCL-C39です。ところが、CL-C39にはコピー・スキャン機能がありません。 A3を出せることと、紙原稿を取り込めることは、別だったんですね。

自分なら、月額を見る前に「出したい紙」と「取り込みたい原稿」を書き分けます。公開仕様で候補を絞り、残ったプランの納入予定型番で、仕事に使えるかを確かめる順番です。

A3印刷だけなら2候補、スキャン機能も必要なら1候補になる

A3印刷が必要なら、通常5プランの公開表から残る候補は2つ。そこへスキャン搭載の条件を足すと、BIJ-E18だけになります。

2026年10月22日確認の公式比較表を、必要機能の組み合わせで絞り込みました。対象はBIJ-E27・BIJ-E18・BIJ-C12・CL-C39・CL-B30の通常5プランです。特別な法人向け構成や、他社の商品は含めていません。

仕事の条件 公開表から残る候補 候補数 その先に残る確認
A3を印刷したい BIJ-E18、CL-C39 2 納入予定型番、使う用紙や接続方法
A3を印刷し、スキャン機能も使いたい BIJ-E18 1 取り込む原稿サイズと保存方法
A4を両面印刷し、スキャン機能も使いたい BIJ-E27、BIJ-E18、BIJ-C12、CL-B30 4 原稿の扱い、設置場所、納入予定型番

計算は、公開表のA3印刷・両面印刷・スキャンの表示を真偽値に置き換え、必要な機能をすべて満たすプランをPythonで抽出したものです。A3印刷だけ、A3印刷とスキャン、両面印刷とスキャンの順に、候補数が2・1・4になることを照合しました。A3対応機でもA4用途の候補に残しています。

出典:プリント革命の通常プラン比較表(2026年10月22日確認)、Kumyuによる条件の絞り込み。

候補数は公開表の機能欄を条件で絞った結果で、実機の印刷品質や作業時間の順位ではありません。

この表で変わるのは、見積もりを取る出発点です。A3とスキャンが必要な職場なら、機能のない候補まで同じ土俵に並べず、BIJ-E18について必要な読み取りができるかを聞くところへ進めます。

A3印刷と、A3原稿のスキャンを分ける

A3を印刷できても、同じ大きさの原稿を読み取れるとは、この比較表だけでは決められません。「最大用紙サイズ」の欄は、印刷側の候補を絞るために使っています。

たとえば、パソコンの図面をA3に印刷する仕事と、紙のA3図面をファイルへ取り込む仕事。どちらも「A3を使う」ですが、必要な機能は違います。さらに、両面印刷ができることと、原稿の裏表を自動で読み取れることも別です。

A3原稿の読み取り、原稿の両面自動読み取り、保存先への転送は、納入予定の型番で確認が必要です。

この違いがあるので、A3原稿の両面をまとめて取り込みたい職場には、上の表だけでBIJ-E18を勧めきれません。原稿のサイズ、片面か両面か、まとめて処理したいかを先に伝えたいです。

比較しているのは通常5プランの公開機能で、納入される型番や実機の動作を確かめたものではありません。公式比較表(2026年10月22日確認)。

Win/Mac対応でも、保存先とOSの版まで確かめる

公式FAQは提供する複合機をWin/Mac対応と案内しています。ただ、それだけで職場のパソコンから希望の場所へスキャン保存できるとは決められません。

Win/Mac対応という案内だけでは、特定のOSの版やスキャン保存方法まで対応を決められません。プリント革命のFAQ(2026年10月22日確認)。

自分なら、使っているパソコンのOSの版と、USBか社内ネットワークか、ファイルを保存する場所をひとつのメモにします。単に「Macで使えますか」ではなく、「この版のMacから、この方法で取り込めますか」と聞ける状態にするためです。

また、公式比較表は機器を同等品へ予告なく変更する可能性を示し、FAQも同じ機種を用意できない場合があるとしています。プラン名の機能比較を終えたら、実際に届く予定の型番で最後の照合をします。

必要機能を見積もりに添え、候補が残ってから料金を見る

紙を取り込まずA3印刷だけでよい職場なら、CL-C39も候補に残ります。コピーとスキャンが別の機器で間に合うかも、職場の使い方で決められます。

一方、1台で原稿の取り込みまで済ませたいのに、A3印刷だけで候補を決めるのは避けたいです。見積もりを依頼するときは、次のように仕事を具体的に添えます。

A3資料を印刷し、紙原稿もスキャンしたいです。原稿はA4中心で、ときどきA3もあります。両面原稿を自動で取り込めるか、使っているOSと保存先に対応するかを、納入予定の型番で教えてください。

A3原稿を使わないなら、その条件は外して伝えてください。必要のない機能まで足して候補を狭める必要はありません。

機能が決まったら、公式のプラン案内から見積もりへ。印刷だけか、取り込みまで必要かを先に分けると、価格を比べる相手がはっきりします。

候補が残ったら、実際に使う原稿で確認する

A3やスキャンの有無で候補を絞れたら、次は職場の原稿と使い方を渡します。図面を一枚出すのか、両面の書類をまとめて取り込むのかで、確認したい操作は変わります。

原稿のサイズ、片面・両面、仕上がりの用途、保存したい場所、利用する端末とOSを一緒に伝えてください。機能表の丸だけで埋まらなかったところは、問い合わせへの回答で埋めます。試せる方法があるなら、その条件も確認しましょう。候補が一つ残ったことと、自分の仕事が回ることを最後に照合する段階です。