団体のアルバムは、編集の前に責任を分ける

卒園・卒業アルバムは、写真を集める人が多いほど楽になるわけではありません。最後に「この写真を載せてよいか」「名前はこれで合っているか」「誰が注文を確定するか」が曖昧だと、編集が終わっても止まります。MyBookは卒園・卒業向けに1冊からの作成、ページ数の選択、同一データの複数冊条件を案内しています。掲載可否や学校の規程は、制作側で確認します。

最初の打ち合わせで、役割を四つに分けると進めやすくなります。

役割 主な仕事 最終判断を持つ人
写真収集 提出場所、締切、ファイル名をそろえる 写真担当
掲載確認 顔写真、名前、メッセージの掲載範囲を確認する 保護者会・学校側の決定者
編集統合 ページ割り、表記、データの版をまとめる 編集担当
注文・会計 冊数、配送先、支払い、注文完了を確認する 注文担当

一人が全て兼ねても構いません。ただし、兼ねる人の名前を決め、途中で担当が変わる場合の引き継ぎ先も書いておくことが大切です。先生の確認が必要な範囲や、保護者の同意をどう扱うかは、それぞれの園・学校の規程に従ってください。

版番号がないと、正しい写真が分からなくなる

団体制作では、同じ名前のデータが増えます。「最終版」「最終版2」「本当に最終版」が並び始めたら、事故の予告です。MyBookの卒園アルバム作成マニュアルは、複数人が編集したページデータをまとめる方法を案内しています。実際の機能やソフトの対応状況は、使用する作成方法と最新版の説明で確認してください。

運用上は、次の四つを共有フォルダか連絡文に固定すると十分です。

  • 原稿の名称:2026_sotsual_v03 のように年度と版を入れる
  • 写真の締切:写真追加を止める日
  • 校正の締切:名前・日付・掲載可否だけを見る日
  • 注文の締切:配送余白を引いた、注文担当の確定日

校正のときは、デザインの好みと事実確認を分けます。写真の入れ替え希望は期限まで、名前・誕生日・学年の誤りは別のチェック項目、と決めると終わりが見えます。全員の好みを最後まで募ると、締切は機能しません。

ページ割りは、集まる写真の量より先に作る

写真を集めてからページ数を決めると、よく撮れた行事だけが膨らみます。先に「個人」「行事」「先生・保護者のメッセージ」「クラス全体」の枠を置き、そこへ写真を入れる方が公平に見直せます。

ページの役割 入れるもの 確認相手
表紙・目次 年度、園・学校名、表記ルール 編集担当、学校側
個人ページ 本人の写真、氏名、短いコメント 掲載確認担当
行事ページ 行事名、撮影時期、集合写真 写真担当
メッセージ 先生・保護者の原稿 原稿の提出者
最終確認ページ クレジットや連絡事項を入れるか 注文・編集担当

人物ごとのページを必ず同じにする必要はありませんが、写真が少ない子を見つけるための一覧は必要です。写真が不足している人にだけ追加提出をお願いするのか、全員を集合写真中心にするのかを、校正前に決めます。

冊数割引・キャンペーンは、条件を注文前に分けて確認する

MyBookの卒園・卒業ページでは、同じデータ内容の複数冊注文について最大20%の割引を案内しています。対象商品、冊数、同一データの意味、送料は注文前に公式ページと注文画面で確認してください。別デザインや個別ページを作る場合は、同じ条件に当てはまらない可能性があります。

2026年度向けの「卒アル超早特割」ページには、エントリー期間、割引対象期間、対象外の商品、他キャンペーン・クーポン・複数冊割引と併用できないことが掲載されています。これは確認日時点の特定キャンペーンで、毎年度の条件ではありません。団体の予算に入れる前に、応募期限と対象条件を当年の公式ページで照合してください。

価格を一人当たりで割る場合も、商品代だけでなく、送料、支払い手数料、追加の試作品、修正版を誰が負担するかを分けて書き出します。安く見える選択が、後から個別配送や再注文で増えることがあります。

注文直前のチェック表

  1. 掲載の確認が終わった版番号になっているか。
  2. 名前、日付、クラス・学年、メッセージの事実確認が終わったか。
  3. 冊数、宛先、配送方法、到着希望日を注文担当が確認したか。
  4. 割引・キャンペーンが使える場合、その対象・期限・併用不可条件を当日の画面で確認したか。
  5. 完成データ、写真の元データ、担当者の引き継ぎ先を、公開範囲に配慮して保存したか。

卒業式までに届くことを約束する内容ではありません。日程が厳しい場合は、注文前にMyBookの公式窓口へ条件を確認し、園・学校の締切も調整してください。担当を先に決めることが、写真を多く集めることより効く場面は多いです。