暗い写真はTOLOTに明るくしてほしい。でも、何枚かは自分で色を整えてあります。
この本、おまかせ補正をオンにしていいのかな。
自分が気になったのは、補正そのものの有無より、調整済みの画像と未加工の写真を同じ本へ入れるときです。TOLOTの公式説明では、おまかせ補正をオンにすると使用写真すべての明るさや色味が自動で調整されます。加工済みや見開きの写真は、補正が適切に働かない可能性があるという注意もあります。
そこで、原画中心で任せるか、写真を自分でそろえてから補正を切るかを比べました。さらに大事なのが、プレビューでは補正後の色を確認できないこと。画面だけで答えを出そうとすると、ここで止まってしまいます。
混ざった本は、画像をそろえる方から考える
加工済みと未加工の写真が混ざるなら、最初に写真の準備方法を選びます。全部を自動補正へ任せるか、手元で明るさや色味を整えてから補正を切るかで、確認する写真が変わります。
| 進め方 | 向いている状態 | 先に見直すところ |
|---|---|---|
| 原画を中心にして補正ON | 暗い部分の調整をTOLOTへ任せたい | すでに調整した写真や、色を変えたくない画像が混ざっていないか |
| 自分で写真を整えて補正OFF | 編集した色味や画像デザインを優先したい | 手つかずの暗い写真まで、そのまま残っていないか |
| 加工前の写真へ戻して補正ON | 写真ごとに違う加工をかけており、元の画像が残っている | 加工を戻してよいか。暗く残したい場面まで任せてよいか |
| 色を変えたくない作品を別の本へ分ける | 一部の作品だけ準備の方針を合わせられない | 冊数が増える費用と編集作業を受け入れるか |
フォトブック公式ヘルプ、補正の設定案内、使用写真すべてへの補正の説明、加工済み画像を使う場合の注意を2026年10月28日に確認して組み合わせた選び方です。最後の分冊は、設定方針を分けるための提案です。
オンならどの写真もよくなる、オフなら元の色のまま印刷される。そこまで単純ではありません。
例えば、屋内の未加工写真と、すでに明るくした画像を同じ本に入れるなら、オンにする前に後者を見直します。反対に、加工済み画像へ合わせてオフにするなら、暗いままの写真を手元で整える必要がないか確認する。スイッチを変えるだけでなく、残りの写真へ目を戻すのがポイントです。
今回の設定比較は写真の準備方法を選ぶためのもので、補正の効果を数値で測ったものではありません。
「加工済み」には、文字を載せたページも含めて考える
写真や色を自分で仕上げているなら、加工後の画像へさらに補正をかけるかを慎重に選びます。TOLOTは、Canvaで作った画像を使う案内で、加工済み画像に補正をかけると意図しない色味になる場合があるとして、オフを勧めています。
ここで見るのは、フィルターを使った写真だけではありません。背景色、イラスト、文字、複数の写真をまとめて一枚の画像にしたページも、仕上げた画像として扱って考えます。
特にコラージュは、合成してからTOLOTへ渡すと一枚の画像になります。「この中の暗い写真だけ自動で直してほしい」というつもりで、全体の補正を選ばない方がよさそうです。写真ごとの設定を分けられるつもりで進めず、今回の注文オプションに表示される範囲を見て決めます。
出典:加工済み画像と補正オフの公式案内、フォトブックの画像加工・補正。確認日:2026年10月28日。
自分なら、合成する前の写真も残します。明るさをそろえ直したくなったときに、完成画像から一部を切り出すところへ戻りたくないので。元写真、調整した写真、合成してできた画像を分けておくと、やり直す場所を選びやすくなります。
加工済み画像で補正を切っても、画面と紙の色が同じになる保証はありません。
見開きや、暗さを残したい写真は別に見る
見開き写真を使うなら、補正の注意と、綴じ目にかかる構図を別々に確認します。公式ヘルプは、見開きで配置した写真も、おまかせ補正が適切に処理されない可能性のある例に挙げています。
同じ風景でも、一枚を単独ページへ置く場合と、左右へ分けて見開きにする場合とでは、出来上がりを見るポイントが変わります。補正だけに原因を絞らず、中央の被写体が綴じ目へ寄っていないかも見ます。
夜景など、暗い雰囲気を残したい写真も一度立ち止まりたいところ。公式は暗い部分を明るくする機能として説明していますが、その方向が自分の残したい雰囲気と合うかは別です。「暗いから失敗」と決める前に、どこを見せたい写真なのかを考えます。
また、もともと極端に暗い写真は、補正を使っても希望の明るさにならない場合があると説明されています。欠けた細部まで戻せる機能として、頼り切らないようにします。
出典:見開き・加工済み画像・暗い写真への注意、暗い部分を補正する仕組み。確認日:2026年10月28日。
公式の説明で分かる条件を比べています。今回、実物の仕上がりは比べていません。
プレビューで色を見比べようとしても、答えは出ない
おまかせ補正をオン・オフにしても、プレビューで補正後の状態は確認できません。公式の設定案内には、注文前も注文後もプレビューへ反映されないと書かれています。
つまり、画面が変わらないから補正が無効になっている、とも言い切れません。ここはかなり大きな違いです。自分なら、同じ画面を何度も開き直して比べる前に、確認したいことを分けます。
| プレビューで見ること | 別に確認すること |
|---|---|
| 写真の選び間違い、順番、文字 | 補正のON/OFFが今回の注文設定でどうなっているか |
| 画像の切れ方、顔や文字の位置 | 補正後に印刷された色や明るさ |
| 合成した画像が正しい版か | 手元の加工画像を使う方針と補正の設定が合っているか |
出典:プレビューには補正後の状態を表示しない案内。確認日:2026年10月28日。表は、形の確認と設定・実物の確認を分けたものです。
プレビューだけでは、補正後に印刷される明るさや色を確かめられません。
画面と紙で色の作り方が違うことも、フォトブックの公式ヘルプが説明しています。補正をオフにしても、画面と紙が一致する設定になるわけではありません。正確な色の再現が必要な作品なら、このスイッチだけで条件を満たすとは考えず、求める仕上がりを印刷先へ確認します。
初期設定と、今回の注文オプションを分けて確かめる
今回の本の補正を選ぶなら、画像のアップロード後、注文途中の「注文オプション」を確認します。公式では初期設定はオンで、使わない場合はここでオフにする案内です。
フォトブックでは、アプリ内の「設定」から「動作」内の「注文オプション」へ進み、初期設定も変更できます。これは次回以降の準備をしやすくするための設定です。今の本については、最後に今回の注文オプションを見ます。
加工済み画像を使うことが多いなら、初期設定をオフにする案があります。ただ、たまに原画中心の本を作るときは、前の選択をそのまま流さないようにしたいです。いつもの設定と今回の本の中身は、別に確認します。
出典:フォトブックの初期設定変更と注文途中の設定。確認日:2026年10月28日。画面の説明は公式手順を基にしており、今回はアプリの設定を操作していません。
共有して配る本は、最初の一冊を先に見る
同じ本を複数の人へ配るなら、共有注文を案内したりまとめて注文したりする前に、一冊の実物を確認する方法を候補にします。TOLOTのCanvaを使う制作案内も、複数冊を一括注文する前に一冊を作り、届いたものを確認する流れを勧めています。
補正の案内には、「みんなも注文」では作成者の設定がそのまま反映され、購入者側で変えられないともあります。加工済みの画像を使った本を、受け手があとから補正オフへ変えて買う前提では案内しないことです。
出典:共有注文時の設定、複数冊の前に一冊を確認する案内。確認日:2026年10月28日。
見本で見るのは、暗い写真の境界、加工済み画像の色、文字や顔の位置。それぞれ違う状態のページを、自分が気にしていた点と照らし合わせます。見本を見て写真を直したら、共有する原稿もその修正版になっているかを確かめてから案内します。
色を自分で仕上げたいなら、元写真を整えてからオフ。手間を減らして任せたいなら、原画中心でオンを検討する。混ざった本は、その前に画像の方針をそろえる。スイッチ一つで迷いを消そうとするより、この順で進めたいです。






