62枚を超えた。もう1冊に分けるしかない?

TOLOTは、何枚かの写真を先に1枚の画像へまとめれば、1ページに複数写真を載せられます。注文用のTOLOTアプリとは別に、純正の「写真レイアウト・編集・加工 by TOLOT」を使う方法です。

ただ、入る枚数を増やすと、1枚ずつの写真は小さくなります。自分なら、まず「この表情は大きく残したい」という写真を決めてから、残りをまとめます。全部を均等に小さくするのは、ちょっと惜しい。

そこで、64ページ版の写真用62ページに、単独の写真と2枚・4枚のコラージュを混ぜる配分を計算しました。90枚なら、2枚合成だけでも34枚は1ページ1枚のまま残せます。 一方、主役40枚に加えて文字のページも欲しいと、必要な配置は変わってきます。

複数写真は、別アプリで1画像にしてから入れる

1ページに2枚・4枚を載せたいときは、写真を合成して保存し、その画像をTOLOTの注文用アプリで選びます。注文用アプリの本文ページに、元の写真を何枚も直接並べる機能とは分けて考えてください。

公式ブログが紹介しているのは、次の流れです。

  1. 「写真レイアウト・編集・加工 by TOLOT」で「TOLOT用」からフォトブックと本文用のキャンバスを選ぶ。
  2. 同じページに置く写真を選び、レイアウトと顔・文字の位置を調整する。
  3. できた画像をスマホへ保存し、注文用のTOLOTアプリで1枚の写真として配置する。

2026年10月23日に読んだ公式のアプリ紹介では、2分割・4分割のほか、最大9枚を1画像にまとめる方法が案内されています。この上限は、紹介されたコラージュ機能の話です。TOLOTの本文ページ数が増えるわけではありません。

ここでは、1ページに元写真を2枚まとめた画像を「2枚合成」、4枚なら「4枚合成」と呼びます。どちらも本の中では1ページを使います。

90枚でも、全部を小さくする必要はなかった

写真90枚を64ページ版1冊へ入れるなら、34ページは1枚ずつ、28ページは2枚ずつにできます。写真用62ページを全部使い、文字だけのページや挿絵を入れない試算です。

まずは4枚合成を使わず、2枚合成までで考えてみました。

残す元写真 1ページ1枚で残す写真 2枚合成のページ 使う写真用ページ
63枚 61枚 1ページ 62ページ
90枚 34枚 28ページ 62ページ
100枚 24枚 38ページ 62ページ
124枚 0枚 62ページ 62ページ

公式の仕様と2枚・4枚合成の案内を2026年10月23日に確認し、Kumyu編集部がPythonで計算しました。64ページ版は中表紙と奥付を除く62ページが写真用です。表紙の写真は数えていません。

2枚合成を1ページ作ると、単独配置に比べて写真を1枚多く入れられます。90枚なら62枚との差は28枚。そのため、28ページを2枚合成にし、残り34ページを単独配置にできます。写真を何枚か削るか、全部を小さくするか。二択ではなかったんですね。

4枚合成も使うなら、90枚は「単独52枚+2枚合成1ページ+4枚合成9ページ」にもできます。単独で残す写真を増やす代わりに、残りの写真をもっと密にまとめる配分です。

自分なら、同じ場面の連続写真や食べたものをまとめ、表情を見たい写真は単独で残す方から考えます。違う場面を数合わせで詰めると、1ページを開いたときに何の写真か追いにくくなるので。

表の配分はページ数から計算した目安で、写真の見やすさを保証するものではありません。

計算では、単独配置をsページ、2枚合成をdページ、4枚合成をqページとして、元写真数=s+2d+4q、使用ページ数=s+d+qを満たす整数の組を探しました。上の表は2枚合成までで、単独配置を最も多く残す配分です。写真の重複と見開き配置は含めていません。

主役を40枚残すと、文字ページの重みが変わる

写真90枚のうち40枚を単独ページに残したいなら、2枚合成だけでは1冊に入りません。残り22ページをすべて2枚合成にしても、40枚と44枚で合計84枚だからです。

ここで選ぶのは、主役を減らすか、何ページかを4枚合成にするか、分冊するか。さらに文字だけのページを入れたいと、写真に使えるページが減ります。

写真90枚・単独配置40枚を固定して、4枚合成のページをできるだけ少なくした配分がこちらです。文字・挿絵に回すページは、写真用62ページの中から取っています。

文字・挿絵に回すページ 単独配置 2枚合成 4枚合成 1冊へ入るか
0ページ 40枚 19ページ 3ページ 入る
4ページ 40枚 11ページ 7ページ 入る
8ページ 40枚 3ページ 11ページ 入る
12ページ 40枚を確保 配分なし 配分なし 4枚合成まででは入らない

公式仕様・公式アプリ紹介を基に、2026年10月23日にKumyu編集部が計算。文字や挿絵を入れる手順は公式の作り方で同日に確認しました。

文字4ページを足しただけで、4枚合成は3ページから7ページへ増えます。文章を入れる分だけ、写真の配置にも無理が出てくる。ここは写真を選ぶ前に決めたいところです。

文字12ページでは写真用に残るのは50ページ。主役40枚で40ページを使うと、残る10ページを全部4枚合成にしても40枚しか追加できず、合計80枚で止まります。90枚を入れるなら、写真を減らす、単独配置を減らす、5枚以上の合成を検討する、分冊する、のいずれかが必要です。

この表の「入らない」は、単独40枚・2枚か4枚の合成・文字12ページという条件の結果です。TOLOT全体で90枚を入れられない、という意味ではありません。

自分の写真へ当てはめるときは、最初に文字・挿絵のページを引き、次に単独で残す写真の枚数を引きます。残りの写真を、残ったページへ何枚ずつ置くか。先にこの順番で見ておくと、最後の数ページで全部を組み直さずに済みそうです。

たくさん入ることと、顔が見えることは別

小さい表情や集合写真の顔を見たいなら、コラージュの枚数を増やす前に、単独配置や分冊を候補にします。掲載枚数の上限だけでは、仕上がりの見やすさを決められません。

例えば同じ画像枠を同じ大きさの4区画に分ければ、1枚が使える面積は元の4分の1です。実際には余白や写真の縦横比でも変わるため、この比率をそのまま顔の大きさや印刷品質へ置き換えないでください。

公式の別アプリには断裁位置を見ながら調整する案内があり、低解像度の元写真を使っても、それ以上の解像度にはならないとも説明されています。合成画像の保存サイズが大きくても、その中の元写真まで細かくなるわけではない。古い小さな画像は、ここで無理をさせたくないです。

TOLOTの仕様では、本文の推奨画像は縦2,425×横1,748ピクセル以上のJPEGで、上下左右3mmの裁ち落とし部分を含みます。2026年10月23日確認。これは本文に渡す1画像の条件です。4枚を合成した場合に、元写真1枚ずつへ同じ画素数を割り当てられるという意味ではありません。

合成した画像の印刷仕上がりは、今回は確かめていません。

祖父母へ渡す本や、集合写真の一人ひとりを見返したい本なら、枚数を詰めるより写真の大きさを優先する方から考えます。合成した1ページを画面で大きく拡大して見られても、小さな本を開いたときに同じように見えるとは限りません。

元写真と合成画像を分けて残しておく

後から1枚を差し替えたくなりそうなら、合成前の元写真と、TOLOTへ渡す合成画像を両方残しておきます。注文用アプリへ入るのは、まとめて書き出した1画像だからです。

例えば、同じページの4枚のうち1枚だけ別の写真にしたい場合。元写真を残しておけば、コラージュを作り直す材料が手元にあります。TOLOTのページ上で合成前の4枚をそれぞれ動かせるつもりで進めない方が、後で慌てずに済みます。

自分なら、スマホのアルバムを「本に使う元写真」と「合成してできた画像」に分けます。ファイル名を変えられる環境なら、合成画像に場面名や予定ページを付けるのも一案です。これは整理方法の提案で、TOLOTの自動整理機能ではありません。

公式の作り方では、作成途中に使っている写真をスマホから削除しないよう案内されています。2026年10月23日確認。合成して本に入れたからといって、編集途中の画像を消してしまわないようにしてください。

注文前はプレビューで、単独で残したい写真が入っているか、合成した顔や文字が端に寄りすぎていないか、似た写真が重複していないかを見ます。順番や文字を変えたければ編集へ戻れます。

画面の案内は公式手順を基にしており、この操作を実機で試した記録ではありません。

1冊へ詰めるより、分けた方がよいのはこんなとき

単独で残す写真が多い、文字のページも欲しい、4枚以上の合成は避けたい。この条件が重なるなら、先に分冊を比べます。無理に1冊へ収めるために、大事な写真まで小さくしたくはありません。

一方、同じ場面の記録を2枚ずつ並べられ、表の配分に収まるなら、コラージュで1冊にまとめる案があります。単独配置の主役と、補足の写真をまとめたページ。その役割を分けられるかが、自分には冊数より大きな判断軸です。

費用も確認しておきます。2026年10月23日の公式仕様では、標準表紙・64ページ・ゆうメールなら、A6は1冊500円、B6は1冊1,000円で、いずれも税込・送料込みです。合成画像を使っても本のページ数は変わりません。キャラクター・全面写真表紙やネコポスを選ぶ場合は、この金額の条件から外れます。

冊数と表紙・配送条件を含めた予算は、TOLOTの価格を枚数別に比べた記事で確認できます。小さい本の扱いやすさで迷うなら、サイズとケースの実物記事も参考にしてください。

まず決めるのは、全部で何枚入れるかより、何枚を1ページずつ残したいか。そこを守れる配分なら1冊へ。守れないなら、分ける方を選びます。