写真と一緒に、全員からのメッセージも残したい。送別のフォトブックなら、写真を何枚入れるかより、まず「一人に何ページ使うか」を決める方が選びやすいです。

TOLOTは文字だけのページに140字まで入れられます。写真1ページと文章1ページを一人分にするなら、紹介と締めに計2ページを取ったうえで、本文22ページの本は10人、本文62ページの本は30人が計算上の目安になります。

ただし、30人全員の文章が140字以内の場合です。1人だけ141字になると、同じ配分では1ページ足りません。 自分なら、参加者にメッセージを頼む前に、この条件を決めておきます。集まってから「やっぱり短くしてください」と戻すのは避けたいところです。

写真の下に26字、別ページなら140字

短い一言なら写真下の説明文、まとまったメッセージなら文字専用ページが候補です。二つは文字数だけでなく、使うページと写真の見え方が違います。

入れ方 公式の上限・条件 寄せ書きで先に決めること
写真下の説明文 最大26文字。スマホ版アプリのみ 名前や日付まで含めると、本文へ使える文字が減る
文字だけのページ 1ページ140文字まで 写真とは別に本文の1ページを使う
写真と文章を画像にまとめる 公式の送別記事が案内する方法 アプリの文字入力とは別の作業。文字を小さく詰めすぎない

写真下の説明文はスマホ版アプリの機能で、縦向き写真や見開きでは写真の下側が削られます。

「お世話になりました」の一言と名前を添えるくらいなら、26字の欄も考えられます。でも、思い出の出来事まで書いてもらうなら、それでは短い。先に文章ページを確保してから、依頼する文字数を決めた方が作り直しを減らせそうです。

文字専用ページは、置きたい位置で「空白挿入」を選び、入れた空白ページをもう一度押して「文字入力」へ進む手順が公式にあります。140字を超えた文章を自動で次のページへ流してくれる、という説明ではありません。分ける場合は、自分で文章を区切って配置する計画です。

出典:文字ページの作り方、写真下の説明文、送別品の公式提案。確認日:2026-10-23。

30人なら入る。でも1人の長文で1ページ足りなくなる

30人分を「写真1ページ+140字以内の文章1ページ」にし、紹介と締めを各1ページ取ると、必要な本文は62ページです。ここへ141字の人が1人混ざり、その文章を2ページへ分けると63ページになり、本文62ページの本には収まりません。

人数だけなら同じ30人。違うのは、長い文章を削るか、もう1ページ使うかなんですね。

人数 一人分の文章量(名前など込み) 文章のページ数合計 写真+文章+共通2ページ 本文22ページ 本文62ページ
10人 全員140字以内 10 22 入る 入る
11人 全員140字以内 11 24 入らない 入る
29人 28人は140字、1人は141字 30 61 入らない 入る
30人 全員140字以内 30 62 入らない 入る
30人 29人は140字、1人は141字 31 63 入らない 入らない
20人 全員280字 40 62 入らない 入る
21人 全員280字 42 65 入らない 入らない

写真は一人1ページ、紹介と締めは計2ページとする仮定です。140字を超える文章は、140字ずつに分けた場合に必要な最小ページ数を数えています。見開きの左右をそろえるための空白や、集合写真を足すページは含めていません。実際の寄稿を集めたり、アプリへ入力したりして試した結果ではありません。

計算は、各人の文字数を140で割って切り上げた数を合計し、写真の枚数と共通2ページを加えています。たとえば30人中1人が141字なら、文章は29人×1ページ+1人×2ページで31ページ。写真30ページと共通2ページを加えて63ページです。Pythonで表の7ケースを計算しました。

名前などを含めた文字数で分け、改行を含む収まりは注文前にアプリで確認してください。

140字をいっぱいに使っても、読みやすい段落の切れ目がぴったり140字に来るとは限りません。141字を最後の1字だけ次ページへ追い出すのも、贈り物としてはちょっと困る。少し短くしてもらう、意味の区切りで2ページへ分ける、写真と文章の見せ方を変える。この順で考えてみてください。

公式の送別記事には、写真と文章の2ページで30人分を収める例があります。その例からさらに紹介や集合写真を増やすなら、本文の残りへ置けるかを数え直します。表紙・中表紙・奥付と、ここで任意に確保した「共通2ページ」は別です。中表紙や奥付を使って本文の共通ページを減らす案もありますが、置きたい内容がその入力欄に収まるかを確かめてから変更します。

出典:本文に使える22・62ページの公式仕様、140字上限、30人分の公式例。確認日:2026-10-23。

長文を分けるか、写真と一緒に画像へまとめるか

文章を大きく独立して残すなら、文字ページを使う案から考えます。写真と文章を1枚の画像へまとめれば一人分を1ページに置く案も作れますが、長文を小さくして押し込むほど、読むための余裕が減ります。

TOLOTの公式送別記事は、140字を超える文章を画像にして置く方法も提案しています。ただし、「画像なら何文字でも読みやすい」という意味ではありません。

選ぶ案 ページ配分への影響 確認してから決めること
名前込み140字以内へ整える 写真1+文章1を保ちやすい 本人に文章の意味と名前を確認してもらう
文章を複数ページへ分ける 長い人ほどページを多く使う 文の切れ目、写真との順番、他の人との配分
写真と文章を画像へまとめる 一人分を1ページにまとめる設計も可能 文字の大きさ、写真の面積、端の切れ方
全体を複数冊へ分ける 一冊のページ上限から離れられる 受け取る人が全員分をまとめて見返せるか

画像にまとめた長文の読みやすさは、実物を印刷して確かめたものではありません。

公式仕様の本文用推奨画像は縦2425×横1748ピクセル以上のJPEGで、上下左右に3mmの裁ち落とし部分を含みます。画像にした名前や文章を端ぎりぎりへ置かず、プレビューで見える範囲を確認します。画素数を満たすことと、小さな文字が読みやすいことは分けて考えたいです。

特に、写真を大きく見せたい人と長文を残したい人が混ざると、全員同じ1ページへ押し込むのは難しくなります。一人ずつの写真と文章をどちらも保つことが目的なら、人数に合わせて文章の上限を決める方が進めやすいです。写真そのものを合成して一冊にまとめるか迷う場合は、写真中心のコラージュと分冊の比較も使えます。

出典:公式の送別品案内、本文用画像の公式仕様。確認日:2026-10-23。

10人ならB6・24ページ、人数が増えたら64ページも比べる

全員の名前込み文章が140字以内で、写真1ページと文章1ページを一人分にし、共通2ページを確保する案なら、10人までがB6・24ページ、11〜30人がA6またはB6・64ページの目安です。長文を分割する場合も含め、写真・文章・共通ページの合計が本文22ページまたは62ページ以内に収まることを確かめてから選びます。20人全員が280字でも、分割した文章40ページと写真20ページ、共通2ページで62ページになります。

ブックタイプ 本文へ使えるページ 大きさ 標準デザイン価格(税込)
B6・24ページ 22ページ 幅128×高さ182mm 500円
A6・64ページ 62ページ 幅105×高さ148mm 500円
B6・64ページ 62ページ 幅128×高さ182mm 1,000円

通常送料は無料。キャラクターまたは全面写真表紙デザインは、上の3タイプとも標準価格から100円増で、B6・24ページとA6・64ページは各600円、B6・64ページは1,100円です。公式仕様にはネコポスの追加料金230円も記載されています。注文する冊数・配送先と一緒に、支払い前の合計を確認してください。

価格は標準デザインの通常送料込みで、有料表紙や配送オプションを選ぶと変わります。

A6・64ページとB6・24ページは、標準価格が同じ500円です。ページ数だけで選ぶならA6へ移れますが、本は小さくなります。写真と文字の一人分を見比べたいなら、大きさも残せるB6・64ページを検討する余地があります。どれを選んでも、ページ数は固定です。人数に合わせて途中のページ数を増やす計画にはしません。

出典:TOLOTフォトブック仕様・価格。確認日:2026-10-23。配達の締切は納期の確認記事で別に確かめてください。

メッセージを頼む前に、名前込みの文字数を伝える

全員分を同じ配分で残すなら、まず「一人の写真は1枚、名前込みの文章は140字以内」のように集める条件を決めます。長文をそのまま残したい会なら、先に文章用のページを多めに取り、集める人数へ当てはめてみます。

依頼前は人数、写真の枚数、文章の総文字数、紹介や集合写真へ残すページを決める。集まったら、名前の表記と文章が寄稿者の意図に合うかを確かめる。注文前は全員が載っているか、写真と別人のメッセージが組み合わさっていないか、長文を分けた先が抜けていないかを、プレビューで一人ずつ見ます。

文字を小さくして一冊へ詰める方法だけを探す必要はありません。長い言葉をそのまま残すなら、ページを使う。全員同じ二ページにしたいなら、最初から文章量をそろえて頼む。その方が、集まったメッセージを大事にしながら本を選べます。